IT業界で働き続けることを目標とするなら、エンジニア向けのスキルセットを押さえておくことが欠かせません。IT業界で働く以上、仕事に必要なプログラミング言語、サーバーやOSやセキュリティなど、IT関連の知識やスキルが重要です。

例えば、システムエンジニアにはJavaやRubyなどのプログラミング言語、セキュリティエンジニアには計算機工学やセキュリティマネジメントなどが求められます。このように、目指す職種によってスキルが異なるので、職種に合わせたスキルの習得を目指しましょう。

IT関連のスキルのほかに必要なのが、コミュニケーション能力です。IT業界が未経験の場合、エンジニアはパソコンに向かって黙々と作業するものというイメージがあるかもしれません。しかし、実際にはチームで働くのが基本なので、コミュニケーション能力が必要なのです。

また、クライアントとのやり取りもエンジニアにとっては頻出、かつ避けられない仕事と言えます。この点においても、コミュニケーション能力が試されるのです。クライアントとのやり取りではしっかりとコミュニケーションをとり、信頼を得ることが大前提と言えるでしょう。

それだけでなく、クライアントの要望を引き出す力も求められます。すべてのクライアントが、IT関連に詳しいわけではありません。先方の要望をただ聞き取っていくだけでは、クライアントが本当に必要としているものを把握できない可能性があるのです。

このように、IT関連のスキルやコミュニケーション能力、相手の希望や要望を引き出すスキルがあれば、IT業界で戦っていけるでしょう。