仕事が思うように効率良く進まない、集中して取り組めないなどの悩みを持つ人は少なくありません。これはどのような仕事にも当てはまることで、IT業界のエンジニアも同様です。

エンジニアの主な仕事である開発業務は、システムによっては膨大で仕事量が極端に多いケースもあります。そのような場合、目標を設定したうえで仕事を進めた方がいく分かスムーズに進めることが可能です。

自分が担当する仕事のゴールがわかっていなければ、そもそもどこまで、どれほど仕事を進めれば良いのかがわかりません。そのような状況で場当たり的に仕事を進めていても終わりが見えないので、モチベーションを維持するのは困難でしょう。仕事は終わりが見えてこそやる気になりますし、モチベーションの向上にもつながります。

ただそのゴールも道のりが長ければ長いほど、モチベーションの維持が難しくなるのは確かです。そこでゴールまでの道のりをいくつかに分割して、それぞれに到達するまでを目標として設定してみましょう。

「今日はこのバグを必ず修正する」「明日までにこのメソッドの実装を終わらせる」など、小さな目標を立ててみるのです。そこまでなら気合を入れて、なんとか終わらせようというモチベーションにつながります。

この小さな目標をコツコツ達成していくと、最終的なゴールへと集中力やモチベーションを維持したまま到達することが可能です。目標を設定することは、このように仕事の効率を上げるためにも必要不可欠と言えます。